原稿は数点をのこしてほぼあつまったので、現在は50パーセントくらいの雑誌の進行状態だ。全部が揃うまでに割り付けやら、埋め草やらの用意をして、校正原稿をスタッフに送る、というような仕事を少しずつ進めておく。
待つことに慣れて大きなかたつむり (硝子の仲間) 喜代子
いまはこんな感じで、過す日々である。もっともわたしの仕事自体が蝸牛ほどにとろとろと進むので、原稿がポツリポツリと入ってきても構わないのだ。ひとり編集というのは融通が効く。さらにはこのごろは、集まらないでどうしようかなどと気をもまないほど、割り付け方にも慣れてきた。
やっと初代のパソコンを破棄する段取りをした。使えばまだ使えるパソコンだが、持ち運びの出来るノートパソコンは便利である。故障したり遣い慣れしていな部分を知りたいときも、いちいち来てもらわなくても、パソコンを抱えて出向けばいいのだ。