2016年2月 のアーカイブ

100冊

2016年2月23日 火曜日

160223_1935~02  写真のように、坪内捻典さんが100冊の著書刊行したお祝い会。最後が最近頂いた「坪内稔典自筆百句」なのか、あるいは、それが101冊目なのか。どちらにしても凄い量である。

水脱いで春の真昼の河馬ニトン

口あけて全国の河馬桜散る

横ずわりして水中の秋の河馬

稔典さんの「船団」は毎号目を通していたので、その会員のお名前をみると、既に見知っているひとたちのようにも思えてしまう。もっとも、その会員の方たちも、同じ思いをしているのかもしれない。三宅さんと久しぶりのご挨拶をしていたら、近くの若者が活字でしか見たことない人にあった、と呟いた。

いろいろな方のご挨拶を聴いていて、なんとなく俳句の人脈のようなものが解ってきた。その人脈に連なる人々が、お見えになっている澤好摩さん、筑紫磐井さんたちらしい。

春一番

2016年2月14日 日曜日

今朝はなんだかぐっすり眠れたような感じで、「やっぱり睡眠薬は効くんだなー」とベットの中で、熟睡した余韻を反芻していた。何故か、この数日眠れなくて、昼間はその揺れ返しで眠くて仕方がなかった。

それで、夕べは睡眠薬を飲んでしっかり寝ようと思い立った。出掛ける用事もないので、何時まででも眠れるだけ眠ればいいと思っていた。そうして自然に目が覚めた朝は、ほんとうに気持ちがいい。

何時かな、と思って時計をみると8時半になっていた。もうふたたび眠りに入ることもなさそうだったので起きることにした。身を起こすと、ゆうべの飲みかけの湯のみ茶碗が眼に入った。そのとき隣の小さな錠剤にも気がついた。アレ―、薬を飲んでいなかったじゃない。

熱いお茶と薬を机に置いて、お茶が冷めるまでをベットに横になったのだが、そのまますぐに眠って今朝まで全然目も覚めなかったようだ。雨戸をあけると、屋根付きの二階のテラスが隅々までびしょ濡れで、風が強かったんだなーと思った。居間から見える大木がいつになく揺れていた。

それから、テレビであちらこちらの列車の動かないことや、足場の鉄骨が崩れたニュースをみて、春の嵐の間を熟睡していたのを知った。何だかか得を幾つもしたような気分になった。一日中汗ばむような日だった。

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