春一番

今朝はなんだかぐっすり眠れたような感じで、「やっぱり睡眠薬は効くんだなー」とベットの中で、熟睡した余韻を反芻していた。何故か、この数日眠れなくて、昼間はその揺れ返しで眠くて仕方がなかった。

それで、夕べは睡眠薬を飲んでしっかり寝ようと思い立った。出掛ける用事もないので、何時まででも眠れるだけ眠ればいいと思っていた。そうして自然に目が覚めた朝は、ほんとうに気持ちがいい。

何時かな、と思って時計をみると8時半になっていた。もうふたたび眠りに入ることもなさそうだったので起きることにした。身を起こすと、ゆうべの飲みかけの湯のみ茶碗が眼に入った。そのとき隣の小さな錠剤にも気がついた。アレ―、薬を飲んでいなかったじゃない。

熱いお茶と薬を机に置いて、お茶が冷めるまでをベットに横になったのだが、そのまますぐに眠って今朝まで全然目も覚めなかったようだ。雨戸をあけると、屋根付きの二階のテラスが隅々までびしょ濡れで、風が強かったんだなーと思った。居間から見える大木がいつになく揺れていた。

それから、テレビであちらこちらの列車の動かないことや、足場の鉄骨が崩れたニュースをみて、春の嵐の間を熟睡していたのを知った。何だかか得を幾つもしたような気分になった。一日中汗ばむような日だった。

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