2018年7月 のアーカイブ

WindowsXP

2018年7月31日 火曜日

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未だにXPを使っている人なんていないだろう。それもこのパソコンは2004年ものである。しかし、私の使用しているソフトのためにはこのXPが必要なのである。

使用していた「はがきスタジオ」が製造をやめてしまって、Windows10には対応しないのが分かったのは、現在のパソコンに買い替えたときである。それ以来、このソフトのために残したパソコンなのに、デスクトップに画鋲がささってしまったのである。

なぜ画鋲がという理由を言うと長くなるので、それは省いてまた「はがきスタジオ」のためにXPを買おうかな、と思案しているところである。しかし、みんなXPを買うのに賛成しない。なぜって、もう作っていないのだからホローも更新の保証もないというのだ。

何時まで古いソフトに拘らなくても、とみんな言うのだが、このソフトが何と言っても使い勝手がいいので気に入っているのだ。やたらと売っておいて製造中止にするなんてひどいと思う。

そういえば一昨年の冬にナショナル製品の温風ヒーターが壊れて、これも製造中止になっていて修理が出来ないとというのである。この温風ヒーターもお気に入りのものだった。ホットカーペットもストーブからの温風が流れて快適だった。

この形式はナショナル以外には、コロナと富士通のみだということで仕方がないので、また買い直したが、なんか理不尽に思えた。

恒例のゴーヤ棚2018年度公開

2018年7月26日 木曜日

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 毎年公開しているゴーヤ棚、珍しくもないのだが今年最盛期のゴーヤ棚をパチリ。我が家の記念行事みたいなものである。多分、これまでのなかでいちばん大きいゴーヤが収穫されていると思う。いつものゴーヤの倍くらいある。

 そんなにたくさんの実はいらないのだが、ゴーヤ独特の艶やかな翡翠色を、どうするともなく打ち眺めている。勿論、夏の日よけとしての役目も立派に果たしてくれている。

この光景を石牟礼道子ならどんな表現で綴るのだろうか。最近何度も読み返してしまう本に、『苦界浄土』がある。

当世流のこのエスロン波板の壁といえども
山腹にたぐり揚げられた朽ち舟が苔むして、
おのずから竜骨を保護するおもむきを有しているこの江津野家の縷々たる年月に早くも溶けあい、
ゆらめくような波型の青い光を放ち、
その海底のもののような光線は、
人口の土間に置かれた古い大きな水甕や、
庭先にころがりこわれたままになっているボラ籠や、
そのようなボラ籠の庭先にかげりはじめている日ざしとまじわりあい、
まだ電灯をつけない家の中に
――この家のたったひとつの裸電球は、
いつも家族たちの食堂の上に垂れているのだった――
不思議な明るさをもたらしていた。  (講談社文庫『苦海浄土』 189ページ)

、敢て句読点ごとに改行してみたが、ほんとうは一節なのである。文庫の7、8行を費やしいる文章は、訪れた家の神棚の後ろの壁が塩化ビニールの波型板で補強されていることの印象を書き込んでいるのである。

 石牟礼道子がそれを書くと一編の詩になるのである。そして、大理石で補修したのではないかと思わせるような文章となった。まさに「だまし絵手法」なのである。

こがねむし

2018年7月14日 土曜日

DSC_0501 「こがねむし」かな、と思って近寄ると網戸から離れてベランダに落てしまった。カメラに収めてみたが玉虫色は発揮されていない。しかし鮮やかな緑色だった。

「こがねむし」はもう飛べないのか、そのまま一日居座る気配を見せていた。しかし、夕方買い物から帰ってきたら、「こがねむし」の姿が無かった。夜行性なのだろうか。

ほんとうは、この虫を和紙に包んで箪笥に入れておくと衣装持ちになるのだと言われていて、どこかの神社では、お札の中にこの虫の翅が入っているらしい。わたしはお札を受ける気がしない。意外に思われるかもしれないが、どうも、虫を触るのは苦手なのである。

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水害

2018年7月10日 火曜日

この⒈週間くらいは、水害の放映に釘付けになっていた。
広島、岡山の被害が凄まじい。わが雑誌「ににん」の印刷所は広島県三原市、この三原もたびたび被害地として登場していた。地理不案内なので、直接三原プリントの新潟さんに問い合わせをしてみた。

印刷所は水害から免れてたが、水道がまだ断水のままだとか。しかし、その水の手配もできたので、差し当たって不自由はしていたいとの、お返事をいただいた。

この印刷屋さんのご縁を繋いでくらたSさんのところも水害は免れた、ということだった。そして、娘さんは高台に家があるために、やはり水害は免れているが、下の街が水没しているので、孤立状態だという。それでもとにかく悲惨なことにはならないでよかった。

日本列島災害続き、という感じだ。そして今日は沖縄地方では荒れている。なんとか早く収まってもらいたいものである。

「ににん」71号印刷所から届く。

2018年7月1日 日曜日

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スキャンが上手くできなかったが、満天の星がきれいな表紙である。

印刷屋さんが、今回は意外に早く仕上げてくれたなーと思ったが、7月からメール便が値上げになるのだ。

早く仕上げて貰ったので、急がずに発送準備ができて、昨日の集荷にきてもらった。

今回の兼題は「青森」、そう青森県の青森である。

蜂飼に青森はいま白き花   喜代子
青森のなほ北目指す梅雨の入り 伴子
青森や眠る間に咲く山法師   恵子

次号72号は「模様」である。どんな風に料理されるのか楽しみにしてほしい。

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