‘喜代子の折々’ カテゴリーのアーカイブ

天山へ首振りながら馬肥ゆる   岩淵喜代子

2017年10月30日 月曜日

「春耕」11月号 鑑賞「現代の俳句」  筆者・蟇目良雨

中国の西域に天山山脈が横たわっている。万年雪が地下に染みとおりカレーズとなり一帯の砂漠地帯に農業を齎している。秋の取り入れの喉に首を振りながら荷車を引いている馬なのであろうか、天山へ挨拶を交わしているように見えると想像できる。(ににん2017年秋号より)

萱かしら

2017年9月27日 水曜日

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まさに水澄むの季節で、川の水がよく澄んでいる。鮎くらいの魚が群れて、時々水底の砂利に貼り付く。多分水苔を食べるのだろう。同じ川に端で小さな魚の群が、大きな魚とは決して交わろうとはせずに泳いでいる。

この川の土手に、この水澄むころになると、写真のような萱の類かなと思う丈高い草が茂って旅心を湧かせる。よく見かけそうな草なのだが、名前が判らない。そのうち、図書館で探してみようかと、思う。

今日から「ににん」の発送準備。

苦瓜

2017年9月12日 火曜日

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そろそろ終わりではないかな、と思っているのだが、翌朝になるとまた幾本かの苦瓜を見つけてしまう。夏の間は涼しい緑のカーテンなのだが、このごろはちょっと鬱陶しい感じになったので、そろそろかたずけてくれないかなーと思っている。

烏瓜の花

2017年8月27日 日曜日

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三年間限定の句会を終えて、エドモントホテルで打ち上げも済ませた帰り道。いつも気になっていたバス停に咲いていた烏瓜の花。どうやって持ち帰ろうかと思ったが、手っ取り早く一つだけ花を持ち帰った。

これは闇夜にしか咲けない花である。昼間の強い日差しに当たったとたんに萎れてしまいそうだ。紫陽花でも真昼は生気をなくすのだから、それは仕方がないことだと思う。

ところで、この三年間限定としたのは、席題に慣れるために始めたもので、この三年間の句は幹事が記録しておいて、これから冊子に纏めることになっている。俳句は句会をしてればいいと思うようだが、それでは途中からだれてしまいがちである。

ときどき、すべてを見わたすことで、自分を認識する必要があると思う。

極暑

2017年8月8日 火曜日

20170808_183549_Burst01  一日中、極暑という感じだった。買い物にバスを使うのは、近くのスーパーにいくよりも時間はがかかるのだが、炎天下に荷物を持って歩くのを免れる。

雨粒が顔に当たっていたが帰りのバスに乗り込むと、近くの一棟のビルだけに日が当たっていた。変な天気と思いながら、バスの外を眺めていると今度は虹が見えた。

かなり局部的に、晴れだったり曇りだったり雨だったりしているようだ。今年は豪雨のために幾つもの川が氾濫した。

地震などとは違って規模が小さいのであまり大騒ぎもしていない。しかし、大騒ぎをする暇もなく次の災害が起こっている。今年は何か所の川が氾濫したのだろう。

さてそろそろ「ににん」の原稿が入り始める時期。8月はお盆と重なって、なんだか煩雑になる。受けた原稿は速処理して、収めるところに収める。出すべき返事は後でなどと思うと紛れてしまう。秘書の居る人が羨ましい。

立秋はまだ?

2017年8月2日 水曜日

20170728_114208_Burst01写真は一週間ほど前の仙台駅で収めたもの。まだ街中には飾っていない。飾られるのは6日の夜あたりかららしい。

立秋は7日の筈だが、今朝の涼しさは秋そのもの。秋風ってどっちから吹くのだったか。毎年のことなのに覚えていない。今朝の風は南の窓から入り込んできた。確かに体が覚えている涼風である。

それでも、今年は相次ぐ豪雨が各地に河川氾濫を起こしている。そんなに水があふれたところがあるにも関わらず、水不測だとか。

さて、今月はににんの編集月、気を引き締めないと終わらない。なんでこんなにいそがしいのだろう。今年は映画を殆ど見ないまま半年過ぎようとしている。

あまり忙しいので、映画を意識的にあきらめていたのだが、五十嵐さんが是非と進めてくれた岩波ホールの「静かなる情熱 エミリ・ディキンスン」 は見てきたい。

今週の予定

2017年7月30日 日曜日

7月の予「ににん」67号発送

7月3日・ににん定例句会

7月4日・志木カルチャー

7月5日・午後から異類婚テーマの講座受講

7月7日・俳句四季七夕まつり
ににん同人 鈴木まさゑさん最終候補に残って
佳作賞と斎藤真爾賞を受賞。
殺生は父祖に習ひて薬食ひ    鈴木まさゑ

10日・ににん定例句会

11日・奥多摩吟行

12日・ふらんす堂へ句集の打ち合わせ。

14日・みなづき会。 今年は芳賀徹氏の受賞

15日・16日.17日 文学史講座受講

18日・志木カルチャー・荻窪カルチャー

19日・歌舞伎を観にきた娘夫婦と食事

21日・吟行、根岸

22日・煥乎堂句会欠席

23日・吟行

26日・所沢カルチャー

27日・28日仙台の娘の家に

30日・句会秋聲閣

猛暑

2017年7月20日 木曜日

どうしても返さなければならない本を抱えているので荷物が重かった。炎天下を5、6分かかる図書館への道中、何故かいつにない疲れを感じて、大丈夫かな、と思ったほどだ。この疲れが続いたら、病院に行ってみなければ、と思いつつ講演を聴きに行った。

しかし、そこで冷房に冷やされているうちに、そのだるさも消えていったので、やはり暑さが影響していたのだと安心したものだ。それから句会があったり、カルチャー講座があったり、吟行があったりして、読書はバスや電車の中でしかできない。前回のブログが6月26日なので、もう一か月近く書かなかったことになる。

やっと落ち着いた、というわけではないが、外出の時間に一時間ほどの余裕があったので、書けるだけ書いて置こうと思い立った。この書くという仕事は、無限に時間を奪っていくものなのである。

小説ではないが、そのプロットに悩んでいる最中だったので、昨日はバスを何回も降り損なってしまう。降りるべきところで降りなかったので、次で降りようと意識したが、また頭の中で、プロローグは違う方がいいかも、なんて一瞬おもったら、もう停留場が過ぎていた。仕方がない、駅の一つ手前で降りて銀行の用事を済ませて帰ろうなどと思っているうちに終点まで乗ってしまった。この暑さのせいもあるかもしれない。

緑蔭

2017年6月29日 木曜日

朝霞     駅前広場にこんもりと緑蔭を作っている樹はなんの木なのか。暑くなったこのごろは、緑を見るだけで涼しくなる。それなのに、なんとやっと緑蔭が整った木の枝をばさばさと落としてゆく。写真の右側も同じ樹木であるが、多分今日中に緑を刈り取ってしまうのだろう。

その意図がよくわからない。ここだけではない。なぜか丁度緑蔭を作り始めた街路樹も、みんな棒のようになっていく。これじゃー街路樹を植えた意味もないと思うのだが。

今年の紫陽花

2017年6月20日 火曜日

20170619_122600今年は青ばかり、それも極めて濃い藍色。
私の身丈くらいの高さに咲いているので、剪ってきて部屋で楽しむことにした。
このところ、筑摩書房の『高校生のための批評入門』を読んでいる。以前は単行本だったが文庫本になったものを手にした。エッセイだったり小説だったり対話だったり、著者も必ずしも文学者ではないが面白い。後書きを読むとこの本が生まれたエピソードが書いてあって、それが殊に面白いドラマになっていた。

編集したのは、詩人梅田卓夫・プルーストの研究者服部左右一・『海賊の唄がきこえる』の著書を持つ松川由博・文芸評論家清水良典の四人である。こう書くと偉い編集人たちによって編まれたものと思われがちだが、この『高校生のために批評入門』は四半世紀前に発刊されたもの。しかも、その編者たちは、愛知県小牧工業高校に勤務する同僚としての四人だった。筑摩書房の熊沢敏之氏はこの四人がその地域に集まっていたのは奇跡だった、と書いている。

これには、同じ編者の『高校生のための文章読本』『高校生のための小説案内』があって三部作となっているらしい。

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