大田土男『自然折々・俳句折々』 2011年  杜陵印刷

俳誌「草笛」と「百鳥」に連載していたものを一書にまとまたもの。まえがきで、「俳句との関わりを考えながら綴ったものであり・・」と書き記している。
作者は農林水産業に入り、農業環境の研究に従事してきた人のエッセイである。「自然折々」は、出会った自然風景の視点が研究者らしい筆致で書かれているので、教えられることが多い。「俳句折々」も百鳥に執筆していた俳句鑑賞でやはり研究者の自然生態を視座におきながらの鑑賞となっている。

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