2015年10月4日 のアーカイブ

秋の獅子舞

2015年10月4日 日曜日

151004_1547~01   ににん60号の発送完了。クロネコ便制度が無くなったので、困ったなーと思っていたら、それに代わるユーメール便制度が生まれた。年間1200冊以上なら受け付けてもらえるのでほっとした。今までと同じように郵便局から貰ったシールと宛名を貼っておけば、いつでも集配にきてくれる。

郵送料もクロネコのときと変わらない。厚みのあるときはむしろユーメルのほうが安い。おかげで、今年も最後の雑誌を無事発行して創刊15周年となる。あとは今月末のホテルハイアット リーイジンシーでの祝賀会で締めくくることになる。その日はちょうどハロウインの日だ。

お天気に誘われて、遠出の買い物をして家路を辿ると、笛や太鼓の音でお祭りみたいな音。そうだ我が家の真ん前にある家が獅子舞の保存をしている家。毎年春と秋にそこから出発して氷川神社で奉納舞をしてまたもとの家に戻ってくる。その戻り道で出会ったのだ。写真に収めてみたが、なんだか人数が少ない。ここでも、後継ぎがいなくなっているのかもしれない。

鮭の死へ遠い森より鴉くる   中田みなみ

2015年10月4日 日曜日

中田みなみ第四句集『桜鯛』 2015年9月 空俳句会より

鮭はかならずかっての故郷へ戻ってくる。小指の先ほどもない稚魚、それが北洋を回遊しながら2~6年で成長したのちに、産卵のために元の川に帰ってくるのだ。そうして産卵を果たすと死んでしまう。言い換えれば死ぬためにもとの川へ上ってくるのである。思えば不思議で健気な行動である。

その死んだ鮭を鴉がつついている光景が一句を成している。近景のその景に、鴉のねぐらになりそうな遥かなる森を引き寄せることで奥行のある風景になった。他に(気まぐれな雨に日の射す青山椒)(人待ちの顔を実梅に移しけり)(梅雨長し見るともなしに街眺め)(配膳車鳴りて西日が眼裏に)など。(岩淵喜代子)

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