2011年12月30日 のアーカイブ

「ににん」45号

2011年12月30日 金曜日

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今日は「ににん」が印刷所から届く筈なのである。とは言っても広島からだから夕方になるだろう。用事を済ませての帰り路で黒目川を見渡すと鷺が数羽いた。一羽しかいない青鷺に焦点を絞って撮ってみたが手前の白鷺が影まで白くて、二羽いるみたいだった。

先日「ににん」の健在なのを誉めてくた編集者がいた。何処そこでは年四回発行を三回にしようと言っているし、どこそこでは閉刊するらしいよという話しに及んだ。わたしは季刊発行だからこれ以上間遠な発行なんて考えられない。もっとも年三回にしても二回にしても、他人は気がつかないだろう。他所の雑誌を待っているなんていう読者は殆ど居ないから、年三回発行になったとしても「そうだったの」と言われるのくらいのものである。

雑誌を発行しながら、私は五年ごとをひと区切りのつもりでいる。なぜ五年なのかといえば緊張感の持続力が丁度そのくらいなのだと思っているのだ。それを過ぎるとマンネリズムになる。これまでの「物語を詠む」は踏襲していくことになったが、「灯または火」をテーマにした作品に限ることにした。そうして、それまでことばを兼題にしてきた「ににん」集は、十五周年まで言葉でもよし、「灯または火」の行事をを詠んでもいいことにした。自ずと「灯と火の歳時記」を作るという目的が見えてきた。

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