草餅やときどき今も兄妹
日傘にもかかるイルカの水しぶき
ねむたさの浜昼顔に船を待つ
ほのぬくき子供の頭小鳥来る
葉の裏に冬の虻ゐてまんまるに
風が吹く冬たんぽぽのあたりかな
序文を片山由美子氏、跋を岸本尚毅氏が書いているところをみると、句座にも恵まれているのかもしれない。日常のさりげない風景が作品化されると、不思議な空間を作り出す。
草餅やときどき今も兄妹
日傘にもかかるイルカの水しぶき
ねむたさの浜昼顔に船を待つ
ほのぬくき子供の頭小鳥来る
葉の裏に冬の虻ゐてまんまるに
風が吹く冬たんぽぽのあたりかな
序文を片山由美子氏、跋を岸本尚毅氏が書いているところをみると、句座にも恵まれているのかもしれない。日常のさりげない風景が作品化されると、不思議な空間を作り出す。
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