春雷の次を待つごと立ち尽くす   岩淵喜代子

「春嶺」8月号  現代俳句瞥見   筆者 縣 恒則

「春雷」は夏の雷と異なり、一つ二つで鳴りやむ事が多い。作者は、ゴロゴロと鳴った春雷を耳にし、次の雷鳴を待ってたちどまってしまったというのである。通常なら、次の雷は避けたいものだが、俳人の春雷への関心や好奇心が受け止められて興味深い。

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