子を産めぬ男さびしき水の秋    蟇目良雨  

確かなことだが、なぜか意表をつかれる句である。(子を産めぬさびしさ)というときに、どこか、取り残された疎外感のようなものに共感する。女性がこうした句を作るのは見かけるが、もしこれが女性のそれであれば、水の秋が少し濁るかもしれない。
蟇目良雨句集『菊坂だより』  2017年 春耕俳句会

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