蛍かと囁く蛍ねと応ふ    櫛部天思

(櫛部天思句集『天心』 2016年  角川書店)
虚子に(初蝶来何色と問ふ黄と答う)というのがある。虚子は黄色で初春を印象付けているが、櫛部氏は囁くという措辞にによって、蛍の本位へ近づかせようとしている。

蛍の夜の景が髣髴としてくるのが、感じられた。

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