春の雪

CA3H0444 (2)

このごろのシクラメンは寒さに強い。12月初めからの鉢が全く衰えないで花を新しくしている。隣の小さなシクラメンも「私だって元気よ」とばかりの勢いだ。この小さ方の鉢は農業祭で無料配布されたものだが、いつもいつも、隣の大きなシクラメンに追いつこうとしているかのように花を真上に掲げている。

古代ローマでは、シクラメンの地下茎が蛇の嚙まれた痕を治すことから身近に植えられたらしい。花言葉が清純 内気な愛 はにかみ 嫉妬。この最後の嫉妬ということばで、花の妖艶さを発揮するようだ。シクラメンのむこう側では、今日は一日中ちらちら雪が降ってはいたが、地面を濡らすだけでいっこうに積もらなかった。はじめての雪であり今年最後の雪だろう。

コメントをどうぞ

トップページ

ににんブログメニュー

HTML convert time: 0.182 sec. Powered by WordPress ME