秩父に初詣に行ってきた。べつに特別秩父に拘っていたわけでもないのだが、昨年思い立って和銅遺跡に寄り、聖神社でお札を受けてきたりしたものだから、一緒に行った律儀な弟夫婦がお札をお返しに行かなくては、というので車に同乗した。
年末の「ににん」発送準備が少々堪えたが、大晦日に一日ベットでぐだぐだしていたことで体調も取り戻したところだった。昨年も書いたと思うが、その神社の周辺で純度が高く精錬を必要としない自然銅が採れたことから、708年を(和銅元年)にしたらしい。そんな記念すべき事項があるわりには、いつもは神主もいない質素な神社で、俄か屋台に並べたお札売りもアルバイトのような人だった。
帰ってきてようやく新年号57号の「ににん」を読む時間が取れた。今年から少し表紙の雰囲気を変えたのは、それまでの線描の絵を日本画にしたので、「ににん」の文字も仲間の書家にお願いした。表紙絵も勿論以前から仲間の絵である。
60号で創刊15周年になる。秋に内輪の集まりをして61号を記念特集号にするつもりで、少し準備が進んでいる。それからいつまで続けられるのか分からないが、とにかくゆっくり続けていこうと思う。
新年明けましておめでとうございます。
ににん有難うございました。
お疲れさまでした。
新しい「ににん」の文字と表紙とっても素敵です。
これまでの、木こりのお兄さんの現代的な画もよかったけど、尾崎さんの日本画はとても雑誌に合っていると思いました。
いままでのも10周年記念号以後は全部尾崎さんのものなんです。
ですから表紙の作者は同じなんですが、日本画に合わせて、ににんの文字も仲間に書いて貰いました。やさしすぎて、書きずらかったたと思います。
本年もよろしく。岩淵喜代子