これからも、

正月も一夜開ければ当然一月二日となる。それももうすぐ日付けは三日に変わる。本当に無情を感じるのは、時間に緩急が無いことだ。一月一日は十分浸りたいからゆっくり過ぎて、と願っても聞き入れてはくれない。いつでもだれにでも等しく時間は過ぎてゆくのだ。二日目だと振り返えれば、もうあと一時間しか二日と言う日が残されていない。

元旦のブログには、ゆっくり「ににん」を続けられるだけ続けていこうと書いたが、個人的にはやはり石鼎に関わっていこうと思う。石鼎評伝を書いたからといって、また別の作家の評伝を書くつもりはない。別に、評伝を志しているわけではなく、石鼎という俳人に興味を抱いて追ってみただけだからである。

昨年末にはやはり石鼎について『二冊の鹿火屋』という本を上梓した。また石鼎なのかと言われそうだが、最初の評伝の隙間を埋めているようなもの。今後もまた石鼎について書いていくことになるだろう。

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