句集祝賀会

台風の予報ばかり繰り返すのを聞きながら、前橋で行われる宮本郁江さんと牧野洋子さんの句集祝賀会に出かけた。たった10人の会員で全部の式次第の準備をするのは大変だっただろうと思いながら、しかし、20年の歳月の集積によいけじめになると思った。

さいわい東京から「文学の森」と「東京四季出版」の方も馳せ参じてくださったので、句集のお祝いにふさわしい集いが行われた。

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今回は、どちらの絵もお仲間の尾崎淳子さんの画を使わせていただいた。わたしは、本作りは表紙にも拘りたいたいとかねがね思っている。そういう意味でも出版社さんにも頑張っていただいた。

同じテーブルに煥乎堂書店の社長代理で専務さんがお見えになったが、「今日は芭蕉忌ですよね。俳人なのであえて選んだのかと思いました」と発言なさって吃驚。なんだか芭蕉忌・時雨忌・冬という順序で覚え込んでいたので、全然芭蕉にまでは意識が及ばなかったが、旧暦の10月12日が忌日なのだ。さすが書店に従事している方だ。この場にご家族の方たちも参加して頂いて、今までにないアットホームな祝賀会だった。

会のあとは、かねて予定していた前橋文学館に立ち寄った。文学館の前を流れる広瀬川の水の青さにびっくり。この日は祭りが行われていて、文学館の窓から山車が見えた。

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