大雪の二月

何十年振りだという大雪に、二週続けて襲われた。バスは来ない、電車は動かない、空港に降りた人たちの帰る交通機関が全部止まった時期には、空港が身動きできないくらいに人がたまってしまった、というニュースも流れた。これも雪に慣れていない関東近辺のことだっと思っていたが、どうも、全国的に雪の被害があったようで、除雪車がきてくれないので、仕事も滞っているという鳴子あたりの方のブログにゆきついた。まさに自宅が孤島になってしまうのだ。

この大雪が一週間後にまた訪れたのにはさすがに閉口したのだが、お蔭でご近所の普段はあまりお目にかからないご主人や息子さんのお顔をしみじみ真近く目にした。ひとりはお隣のご主人で、新婚で住み始めた方だったが、もう二十年以上になる。わが娘と同世代のご主人、もくもくと我が家の前の雪も片付けくれた。二回目の大雪のときには、前の地元の息子さんが、黙々と参加して助っ人になってくれた。「○○さんの息子さん」と尋ねるとそうだという。これもまた、しみじみと真近くはじめてお目にかかる顔だった。

この大雪の前後はなぜが外出予定が密集していて、われながら大丈夫かなと思ったのだが、雪のお蔭で二つの吟行が取りやめになったし、雪が降り出してしまった日のパーテイも帰りのことを考えて取りやめにした。まさに天の配剤だった。

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