現代俳句文庫ー73『火箱ひろ句集』  2013 年  ふらんす堂

切ればすぐ流しの上で西瓜食ふ
野遊びの茣蓙にきちんと靴二足
赤まんま茣蓙の四隅に石置きて
落椿踏んで悲鳴のごときもの
水鱧やこんなをとこぢやこころぼそ
満月やベビーベットの中は空
雪解川なかなか海になじまざる

なぜか『船団』の方たちの句は若々しい。それは口語的発想からくるものなのだろうか。

ここはまだこの世ぶらんこ軋むかな

多分、こんな句を見かけなかったら、還暦も過ぎた作家とは思わないだろう。

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