和知喜八全句集 2013年4月 紅書房

今年が和知喜八氏の生誕百年にあたるということで、結社「饗宴」で刊行したもの。現主宰の山崎聡氏の監修。
おそく帰るや歯磨きコップに子の土筆    『習作期』 
花嫁の父たもとおる樹の青葉         『同齢』 
わびすけへ鶲息子の給料日          『羽毛』
七十歳の夏あかがねの沙羅双樹       『川蝉』
夏休み子供の金魚へ金魚足す         『父の花火』 
たましいを入れあちこちにほたるぶくろ    『五階の満月』 

加藤楸邨の「寒雷」で育った作家らしい生活から発した人生諷詠。

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