鳥居保和第三句集『星天』 2013年3月 文学の森

大粒も大粒屋久の大夕立
国道を横切る屋久の大蟹よ
千尋の一枚巌の瀑布かな
野仏に湯気立つ霜の朝かな
さざ波のごと粉雪の地を這へり

風土へのあこがれが、風土を詠ませる、という姿勢が見えてくる。それは句集には大を使った句が随所にあるからだ。風土への感嘆が「大粒」になり「大蟹」になるのだろう。

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