八木忠栄個人誌『いちばんさむい場所』62号

期間との年刊ともなくランダムに続いている雑誌『いちばん寒い場所』はほぼ24頁ほど。俳句と散文だが散文は何冊もの著書を持つ落語についてである。

春湊出舟入船流行歌
吾も鳥になりたき春の夕ごころ
月おぼろ亡霊はみな立ち泳ぎ
恋の猫つくり笑ひの女たち
春の潮どこまで愛でる白き脚

掲出句はその中から選び出したというのではない。第一ページ目に並んだ作品でる。このページだけ見ても、忠栄氏の志向が明確な気がする。俳句の作り方は古典的な花鳥諷詠を基礎にしているのだが、日常の一こまを音律を意識し、創造的、造型的で楽しめる。

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