あざ蓉子句集『天気雨』 2010年刊・角川学芸出版

いちじくを思えば深い井戸である
人形を起していると牡丹雪
眉はまた眉を誘って盆の市
宮殿に大きな紙や雪催
屈身の前後左右に蝶生まれ

選び出したというのではないが、何処を切り取っても思わぬ着地に、思わぬ展開に驚く。それでいて、納得してしまう着地であり展開である。その面白さに何回も同じページを繰ってしまう。

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