1953年生れ。2001年現代俳句協会賞受賞。
畳涼し紙屑ゆっくりと開く
たらちねの母でいっぱい冬青空
雨脚ぽぽぽと蒲公英とじゃれている
君のそば桜草なら咲いていい
こつんと一つ骨壺に骨咲いた
以前の句には「サイネリア待つといふこときらきらす」「母と子と雀にフランスパン一本」「黒葡萄父をまぶしく見し日あり」定型の切れがあったが、その枠をさらに取り払ることを、意識しながら作り始めている。口語調、というだけでもなぜか若々しいものになることを知る。
1953年生れ。2001年現代俳句協会賞受賞。
畳涼し紙屑ゆっくりと開く
たらちねの母でいっぱい冬青空
雨脚ぽぽぽと蒲公英とじゃれている
君のそば桜草なら咲いていい
こつんと一つ骨壺に骨咲いた
以前の句には「サイネリア待つといふこときらきらす」「母と子と雀にフランスパン一本」「黒葡萄父をまぶしく見し日あり」定型の切れがあったが、その枠をさらに取り払ることを、意識しながら作り始めている。口語調、というだけでもなぜか若々しいものになることを知る。
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