『空』36号・主宰柴田佐知子

俳句展望     高倉和子

花どきの方耳塞ぐ枕かな    岩淵喜代子

                「俳壇」4月号より

横臥しているとき、枕は方耳は塞いでいる。当り前のことであるがなるほどと思う。「花どき」の季感が独特の雰囲気を生み出している。

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