春の地震10・調理器具

ブログに「駈けつけることも、不足の生活物資を送る手立てもない」と書いておいたので、今日は知人が「営業所に受け取りにいくシステムで宅急便が送れるようになりました」と教えてくれた。それで、娘に問い合わせるとガスが使えないのでカセットボンベ、或いはIHのコンロが欲しいという。カセットボンベは難しいかもしれないが、IHの卓上用コンロなら手にはいるだろう。明日は電気屋さんに問い合わせてみよう。

人間の生活は逞しいと思った。徐々に徐々にではあるが前に進んでいる。しかしやはりだんだんと原発の被害も広がっている。当然の結果ではある。半径20キロの住民は避難の対象だが、その外側の地域の水道水から放射性ヨウ素検出(東京、埼玉、千葉、栃木、新潟、群馬)・ホウレンソウ、牛乳などからも放射能物資が検出されて出荷停止になっている。

このところ会という会のすべてがキャンセルだったので冬籠りならぬ春籠りのままパソコンに向かう機会は多い。とは言ってもこんなときに書くことがはかどればいいのだが、落ち着かなくて、案外何もしないで日が過ぎてゆく。心を引き締めていつものリズムに戻りたい。今日は80歳の祖母と14歳の少年が助け出された。二階の部屋に閉じ込められた二人が9日だか10日ぶりに助け出された。誰も瓦礫の山の中に生きている人がいると思っていなかったようだ。

中の二人も、外側での人声が聞こえても出られなかったらしい。ようやく9日振りに隙間からは出ることが出来て助けを求めたらしい。こんなときこそ警察犬などが威力を発揮したのではないだろうか。ドイツから応援にきた人達はその救助犬で瓦礫の中の死んでいる人を発見していた。生きて助かったのは奇跡的なことだ。寒かったのではないだろうか。

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