貼り交ぜる切手とりどり巣立鳥   岩淵喜代子

『くぢら』2016年8月号 主宰・中尾公彦
現代俳句月評  筆者・工藤進

(『俳壇』六月号(鳥の恋)より)
封筒や葉書に色とりどりに貼られた切手は受け取る方も何故か楽しい。四季折々の季節感も香りもあり、差出人からの温もりや遊び心さえ感じる。たかが切手、されど切手なのである。

詩作とはそんな日常の些細な視点や発見から生まれてくるものかもしれない。封筒に貼られた様々な切手はみな一羽づつ、作者から離れた巣立鳥なのかもしれない。

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