編集子来る山梔子の花白し   加藤耕子

編集子は自分の出版する本のための編集子なのか、あるいは自分の月刊雑誌の定期的な編集日だったのか。そろそろ訪れてくるだろな、と思い始めた視野に山梔子の花の白さがことさら感じられた。何気ない取り合わせだが、なぜか編集と山梔子の花が呼応するのである。

(加藤耕子第七句集『空と海』2016年 本阿弥書店)から・他に(茄子に花村に百万 遍会所)(忌を修すほたるぶくろを風に吊り)(汗の身とひとつひかりに空と海)。

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