晴天や蝶より重き蝶の影   石淵喜代子

「ランブル」2015年6月号
◆◆ 現代俳句鑑賞 42 ◆◆
筆者・今野好江

〈蝶〉は〈蛾〉と同じ鱗翅目にはいるが、蛾とちがって昼の間とびあるき夜は休む。
光によつてその物の反対側に出来る部分を影という。
晴天ゆえの影の暗さを〈重い〉としたシュールで感覚的な表現が魅力的である。
同時掲載に

尾がいつかなくなる蝌蚪の騒がしき                  『俳句』四月号 「永き日」より

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