58号は昨年末から『二冊の鹿火屋』特集の執筆者も決まっていた。ところが、年が明けたら俳人協会評論賞を頂けることになって、急遽受賞風景の写真も入れる事になった。他の編集はすべて終わっていたが、3日の受賞式に出た方から送って貰った写真を集めて、なんとか、見開きのページに写真を収めた。編集は毎度のことで慣れていたが、あとはまだボーットしたままでなにも手につかないまま一週間がすぎた。
授賞式の挨拶の中でも言ったのだが、これからも石鼎についての気になることを書いていくつもりである。5年程前の『頂上の石鼎』という一樹の枝葉をすこしでも茂らせることが出来ればいいと思っている。