ハロウィン

141031_1205~01 いつもの吟行のメンバーと『二冊の鹿火屋』の出版祝の食事会をして貰ったが思いがけないおまけがついた。レストランの外を通る子供たちはそれぞれお姫様の衣装だったり、魔法使いのようなマントを羽織ったり、明らかにハリーボッターに扮している子もいた。それぞれの南瓜を模った袋を下げており、たぶんお菓子の入れ物なのだろう。今日はハロウィンなのだ。

毎年10月31日に行われるハロウインは、古代ケルト人が起源のお祭りである。秋の収穫を祝いだが、現代では子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりすることが踏襲されているみたいだ。港が見える丘公園や外人墓地のあるあたり、という土地柄だろう。

周囲の外国人住居でも、みんなそれぞれのハロウインの飾りつけがなされていて、あちらこちらの箒にリボンが施されていた。行事をよく調べると収穫祭と年末と、お盆とを一緒にしたようなお祭りなのだ。家族の霊が蘇って訪れるが、それと同時に悪霊も訪れるというのだから、今日は地獄の釜が開けらるような日なのだ。

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