「取り上げた百句は、二物配合を念頭に置いて抽出したもの」と著者自身が書いている。
一つ根に離れ浮く葉や春の水
取り合わせの句は、ともすると公式に添わせがちで、たぶん句会では座五の水が余分ではないかと論じられるところだが、岸本氏は最後まで水から目を離さない。文字を増やして複雑にしないのだ、と解説して説得力がある。 新書版なので、持ち歩きならが気ままに開ける手軽さがうれしい。
この投稿は 2013年9月16日 月曜日 12:48 AM に 受贈著書 カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 コメントを残すか、ご自分のサイトからトラックバックすることができます。
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