茨木和生十一句集『薬喰』   2013年  邑書林刊

夜の火は近くに見えて山桜
山神も水神も岩朴の花
船虫や叩きて船の錆落す
蛇を提げ来るかと見れば山の芋
月読のひかり氷室の桜咲く
倒木を切りに来てをり年の内

風土、それもほとんどが住んでいる地域を詠んでいる。その風土を構えもなく受け止めて、きわめて明瞭な作品群である。

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