人形の町 岩槻

雪が降るかもしれないという予報だったが、朝起きたら道が微かに濡れているだけだった。毎日吹いていた風も気が済んだようで暖かい。午後からちょっと散歩に、とは言っても電車で一時間ほどの岩槻まで足を伸ばした。清水哲男さんが発信している電子書籍ZouXの3月3日号の為である。

3月3日号なら雛祭を無視するわけにはいかない。幾句かは出来ているのだが、心細い。それで人形の町「岩槻」まで出掛けた。散歩にはいい気候になった。駅に降り立つとどことなく華やかなのは、人形店が赤い幟を立てているせいだが、この町はそれに迎合して携帯ショップもドーナツ屋さんも雛祭のような色だった。

到るところに蔵があって人形の町にふさわしい古い町であるのが分かる。もともと、ここには岩槻城があったし、日光御成道が町を貫いている。130227_1623~01途中に高札場も遺してあった。

ここまで来たらまつもとかづやさんのお宅にも寄ってご挨拶だけでもしていこうかな、とも思いながら、歩き過ぎて疲れてきた。人形の町とはいっても人形店は町中に散らばっているのである。

途中で「岩槻郷土記念館」があった。四時半閉館と書いてあったので躊躇ったが扉を押してみることした。閉館までには20分程の時間があったからだ。係の人が「人形も見るでしょ!」と二階へ案内してくれて、消してしまった照明を点けてくた。あきらかに古い人形だと思えるのは、その衣裳が褪せてぼんやりした模様になっているからだ。それとは反対に顔が妙にリアルに見えだしてなんだか怖くなって早々に退散した。

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