筑紫磐井詠題文学論『伝統の探求――俳句で季語は必要か』

筑紫氏のこれまでの評論では読み易い本である。表題が要約を知らせているので、初めからその「季語は必要か」を指標しながら読み進めることも一つの読み方だ。そこで、詠題の座での方法や効果も先達の例を挙げて納得出来るようになる。このあたりに、俳句の入門書的な部分もあるので、私などは読みやすいと感じたかもしれない。

コメントをどうぞ

トップページ

ににんブログメニュー

HTML convert time: 0.227 sec. Powered by WordPress ME