坪内捻典評論集『カバヤ文庫の時代』 2011年 沖積舎

坪内捻典コレクション 第一巻

先日結社「鷗座」の十周年祝賀会で坪内氏の講演を聞いた。坪内氏から外せない話題は甘納豆である。好きと言うわけでもないが目の前にあったので一句作ったことから、どうせなら12ヶ月作ろうと思い立ったのがきっかけだったらしい。甘納豆のあとのこの頃は朝はあんぱんにしているという。何かが生れるというより、そうしたことから自分を変えられるかもしれないという想いがあるという。この自分を変えるという言葉に魅かれた。

次に坪内氏から連想するのは河馬である。全国の河馬を訪ねて歩くということをしていた。多分河馬を訪ねたのは「カバヤ文庫」からの発想なのだろうと、この「カバヤの時代」で感じた。カバヤキャラメルのおまけを集めて本と引き換えるのである。特等には奨学金もあったらしい。らしいというのは、私が何故かカバヤキャラメルを買った記憶がないからである。おまけで貰えるカバヤ文庫のリストも揃っている。

3章目は俳句のまわり
坪内氏の俳句論であると同時に読書論でもある。

4章目 詩集「石斧の音」

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