オタク族

このごろ書くことに興が乗っていて、パソコンの前にいるのが一番楽しい。こういうのもオタク族というのだろうか。今は石鼎の「あこがれ」を追っているが、「鹿火屋」を読むことが先へ先へと進める材料になっている。あまり籠っていてもと思い、昨日は岩波ホールに出かけた。50分前くらいに到着したのだが、チケット売り切れの看板が出ていた。「木もれびの家」は人気なのだ。

明日のなら買えるのか聞いている人がいたが、もう前売りは全部売り切れで、朝早くこなければ当日分もすぐ売れてしまうという。そのあと武蔵野館で上映されるらしい。仕方がない武蔵野館に来るのを待つことにして、江戸博物館の「五百羅漢図」へ廻った。羅漢は正式には阿羅漢と言うらしい。広辞苑では阿羅漢で引かないと意味が表示されない。仏教の修行の最高位を得た人である。

増上寺の秘宝で、今回が初の公開だという。狩野一信は外国でいうお抱え絵師である。100幅の羅漢図は10年の歳月をかけて寺に納められた。一信の宗教観なのか当時の宗教観なのか動物も人間の転生の姿なのである。安政の大地震にも出会っているらしく、百幅の図はさまざまな物語を発揮していた。芥川龍之介の「蜘蛛の糸」のような構図もあった。

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