2015年12月11日 のアーカイブ

荒天だったらしい

2015年12月11日 金曜日

151208_1437~02     あちらこちらでの暴風雨の被害報告のニュースが流れていたが、我が家の周りでは雨音もなくて静かな朝だった。そうして午後になったらすっかり晴天になっていた。

いつもの散歩道の傍らの黒目川は多少水嵩があったが、あちらこちらに鴨も穏やかに屯していた。落葉を撮るつもりだったが、影絵をとっていた。わが影が足長おじさんになっていた。

午前中、雨を降らしていた雲は、と見渡せばみんな秩父連山の手前に溜ったようになっていた。スーパーで買い物をして外へ出て吃驚した。さっき橋の所で、秩父連山のところで溜っていることを確認していた雲が、帰り道では東の空まで覆っているのだ。

橋からスーパーは5分くらいの距離、それからスーパーで買い物を選んだとしても、小さな店だから30分もかかっていないと思うのである。確かにさっきまで青空だったことがわかるように、雲の切れ目切れ目ごとに晴天が覗いていた。

まるで、お盆を傾けたかのように一瞬のうちに空に雲が広がったみたいだ。その移動の様子を見なかったのはちょっと残念。14日日没から15日の明け方までの「ふたご座流星群」は是非観たいものである。

武田肇句集『大晩課』 2015年  私家版

2015年12月11日 金曜日

武田肇句集『大晩課』 2015年  私家版
鏡のへりで世界は曲る春夕
十六夜の闇は西瓜の種ひとつ
鉛筆に芯の悲しみ山吹も

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