2013年7月5日 のアーカイブ

震災から二年三ヶ月

2013年7月5日 金曜日

 出産を秋にひかえたSさんを石巻に訪ねた。「会ったのは何時だったっけ」と振り返ったが、震災直後の秋ではなかったろうか。だから一年半ぶりかもしれない。このごろは、ミクシーやらツイッター、さらにはブログなどで、個人の行動が公開されているから、一年以上も会わなかったという実感はない。それでも実際に会って語り合わないと伝わらないこともある。

 石巻へいくのは仙台から仙石線に乗るのだが、今は途中松島海岸駅~矢本駅間で代行バスを乗り継がないと行かれない。それでも、女川までとりあえず路線が回復したのである。もう途中に震災の災禍の跡は見えないが、東京で暮らしていた彼女は、すっかり土地に根を下ろしていた。立派なものである。

 根を下ろしているといえば、先日グリリー榮子さんという昔の文章同人誌の仲間の名前を検索していたら、そのグリリー榮子さんが晩年身を託した修道院に泊まってきたという方のブログに行き当たった。やはり文章の仲間だったことも書かれていたので思わず書き込みを入れてしまったが、どうも、違うグループだったみたいだ。その方のブログを辿ると宮城県の岩出山あたりで、毎日お餅をついて道の駅に出荷し、新聞でバックを作っているようである。いろいろな人がいろんな活動をしているようだ。

 仙台市内の娘の家は今頃になって、てんやわんやの状態である。建具の破損は震災直後に直したようだが、外壁も内装もまだ手がつけられなかった。遅れたのは職人不足もあるらしい。とにかく玄関の続きの廊下に家具が積まれ、いつも私が泊まる和室は物置のようになっていた。

 「だから寝るところがないって言ったでしょ」というのだが、「リビングでも納戸の中でもいいわよ」、と押しかけていった。ついでに各部屋の壁紙などを見て回ったが、天井は全く損傷がないらしい。ソフアーの上にも物がいっぱい。その椅子の端っこに腰掛けながら、娘夫婦とお茶をしている同じフロアーで職人さんも仕事をしている、という感じだ。真中の白木の柱は、広いフロアーの天井が不安ということで、今回追加されたもの。 
buroguyoujpg今回の工事で、階段の下の空間を利用して犬のベンのお部屋が出来るらしい。ベンちゃんが喜んでいるのかどうかわからないが、その日は犬ホテルに預けられていた。

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