富士真奈美賞
寒波くる切手の中の小さな村 武井伸子
今夜は七夕まつり、そしてその日に行われる俳句四季出版の授賞式。句集の授賞式から始まって、三人の選者の一人の富士真奈美賞を受けた句。夢のあるいい句である。
そのお祝いを兼ねて、みんなで参加して思う存分、飲んだり食べたりしてきた。今回の特別賞にはなっていないのだが、最終候補の20句のなかには、もおうひとりににんの顔ぶれが残った。
猟銃音響く山河を故郷とす 鈴木まさゑ
予選をした角谷さんが、挨拶の中で最後の20句に残る比率をお話していたが、その数字は覚えていない。しかし、とにかくおめでたい事。おめでたいときには、思いっ切り喜んで、楽しめばいいと思う。