二階のテラスにアケビの蔓が巻きついていた。今年だけではないのかもしれないが、今まで庭の管理はすべて連れ合いの領分になっていたので、気が付かなかった。蔓延ってしまってはたいへんだ。手の延ばせる限りの蔓を切り落とした。
切り落とした蔓を片付けるために庭へでてみると、連れ合いの郷里から移植したこごみが摘み頃だった。六日町では雪解けのあとの野原へよく摘みにいったものだ。
コロナウイルス禍は都会を中心に蔓延していた。明日は安陪さんが緊急宣言を出すようだ。なぜもっと小さなうちに食い止められなかったのか。事情がよくわからないが、よほど明確な症状が出ないと、ウイルス検査をしてくれないみたいだ。理解できない。
そのうえ、呼吸器が足りないし、足りても人手が足りないかもしれないらしい。それで助かりそうな若い人を優先するとか。そんなことをテレビで堂々と語るなんて怖い。