暖炉

 今日は「俳句界」のグラビアに載せる写真の撮影で穴八幡へ。カメラマンは普段はファッション雑誌用のモデルたちが専門だという。

そっそんなー、緊張しちゃうじゃないのと思ったが、もじもじしている間もなく、編集者が「わーステキー」と私のマフラーを誉めてくれて、すでに撮影準備態勢に入った。

境内は、もう賑わいが終わっているだろうと思ったが、まだ出店で賑わっていた。「ににん」で揃って初詣にいく神社である。カメラマンは30歳だという若手、しかし写すときにはプロである。

たえずいいですね、いいですよ、少し笑いましょうかなど、レンズを覗きながら声をかける。まー赤ちゃんあやされているようなもの。次に早稲田大学の構内でパチリパチリ。
自由学園

「これからどちらえへ」と言われて、「自由学園で暖炉が焚かれるので、そこで何となくおしゃべりする約束をしてあるの」と言ったら「何となくなんていいですね」と言われながら撮影は終わった。

入場券の受付の前にたむろしていた中から名前を呼ばれた。6、7人のお仲間で来ているようだった。私たちの仲間は4人なのだが、既に一人は中にいるという連絡がきていた。フランク・ロイド・ライトの設計の建設によるもので、大正10年ごろの建築である。

オール電化にしてしまったので、我が家はガスの炎もない。暖炉の薪が作り出す炎の揺らめきは、何故か居心地のいい空間を作ってくれてワイン一杯で三時間も居座ってしまった。

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