あまりにも波打際を遍路行く    大牧広

作者は『砂の器」からの発想だと自解しているが、遍路の境涯が象徴されている。海辺をゆく厳しさ、寂しさ、危うさがひたすら海に添って歩いていく遍路を浮き彫りにしている。

他に
こんなにもさびしいと知る立泳ぎ
老人に前歩かれし日の盛り
吾のなき書斎思へば春夕焼け

「大牧広ーーシリーズ自句自Ⅱベスト100」より

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