あめんぼう大きく四角張つてをり   草深昌子

(草深昌子第三句集 『金剛』 2016年 ふらんす堂)より

ほかに( 七夕の傘を真つ赤にひらきけり)(一束は七八本の苧殻かな)(初蝶の如雨露を越えて来たりけり)(豆飯に豆の潰れてあるが好き)(蝌蚪の来て蝌蚪の隙間を埋めにけり)など、枚挙に遑が無い。

掲出句、大きな足を四方に踏ん張っている姿は、生き物への愛おしみの視点が働いている。(四角張って)という捉え方とは裏腹に、あめんぼうは華奢な生き物である。

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