貼り交ぜる切手とりどり巣立鳥   岩淵喜代子

『春耕』2016年7月号

鑑賞『現代の俳句』  筆者 蟇目良雨
(「俳壇」7月号より) 料金収納のスタンプが押された郵便物は見てもさびしいものである。高が切手であっても、切手の貼られた郵便物は差出人の気持ちが伝わってくるから不思議だ。それも切手を貼り交ぜにすると華やかな気持ちにさせられる。
実際郵便物を出す時の効率を考えれば一枚の切手で済ませればそれに越したことはないのだが、貼り交ぜにするのは、いろいろ相手のことを考えながら切手を楽しんでいるのではないだろうか。差し出す相手は巣立鳥のような若々しい人を思って鑑賞した。

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