浜田はるみ第一句集『韻き』 2015年  本阿弥書店

IMG_20151213_0001   昨日に続いて、浜田はるみさんの第一句集が出来上がりました。まだ出来立てのほやほやで、発送はこれからだと思いますが、気持ちのいい句集だと思います。

日向ぼこ神がとなりに来て座る

風鈴を水平線に吊るしけり

家計簿をひらく銀河の片隅で

大寒や枕に耳の置きどころ

留守番の代り盥の大西瓜

葉書出しそびれてへちまぶら下がる

掛け声は端から端へ稲を刈る

一身に海を集めて海女潜く

それからは百日草の真昼かな

 

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