置手紙トマト重石に使はれて   江渡華子

トマトの重量感、トマトの鮮烈な赤さがこんなところで発揮されるなんて思わなかった。重石にしたのだから一個である。幾つかあったトマトの中から選ばれた一個の存在感が見事だ。(けふも留守番窓から青柿が見ゆる)なども、日常から見えた青柿の存在が、非日常へ繋がっていきそうである。

江渡華子第二句集『笑ふ』  2015年  ふらんす堂

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