アイパット

 車での旅行だったので、いつもは持ち歩かないアイパットもバックに入れた。購入してから、石鼎に関する書籍の殆どをデーター化してアイパットに入れた。その資料を読むことが目的で購入したのだから、活用しているということになる。必要な頁を開くのにとても便利な検索機能がある。ただアイパットはもっともっといろいろ便利な機能がある筈だが、殆ど利用していない。

 朝8時ごろ家を出発して一気に下田まで車を走らせた。そこから宿泊先の箱根湯本までどこを通るのかイメージ出来ないで地図が欲しいなーと呟くと、「そんなときこそアイパットでしょ」と言われてそうだそうだとばかりに鞄の中から取り出した。GPS機能を使うと地図上に現在走っている場所が表示される。目的地を入力すれば道程、距離、所要時間が表示される。娘の持っているのはアイパットミニ。その重量が半分ぐらいになるので、一瞬いいなーと思ったが、私はあくまでブックスキャンした自分の書籍を読むのが目的なのでミニでは不便を感じるだろう。

 寄り道し過ぎて宿に入ったのが5時半を過ぎてしまった。乾杯は定番のシャンパンだった。私以外はそのあとすぐにビールに移りワインに移ったのに私はと言えばまだシャンパンが吞み終えていない。と言ってもそのシャンパンのグラスは小さなもので中身は二口ぐらいで飲み干せる量だったのである。それなのに直前に入った温泉のせいか、一口のシャンパンでもう真っ赤に出来上がってしまった。

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仕方がないから料理を堪能することに専念しようと思った。お造りの器となっていたのが三宝柑。ボーイさの説明によると「あうら橘」というホテルの名前にちなんで、この果物が選ばれているらしい。酸味が際立たないいい味である。こんなにおいしいものなら絞って飲みたいと言いだして一口くらい残っていたジャンパンへ四人分の三宝柑を絞りこんで貰った。これがいけなかった。飲み終えて間もなく胸の動悸がさらに激しくなって身を立てにしているのが辛くなってしまった。

 これから本番だというのに、次の蒸しものにも手をつけかねているうちにメインデッシュの洋皿が運ばれてきた。しかし、とても手がつけられない。それどころか、胸の中にモーターが唸っているような感覚が起こった。仕方がないので、グラスの氷をお絞りに包んで衝立の向うに横になっていた。幸い個室での食事だったので助かった。気分を取り戻してテーブルに戻ってみると宴はまだまだ続いていた。ワインの瓶が何本も並んでいった。わたしは暫く眠ってしまったようだ。

DSC_0388 (2) 途中の料理を撮りそこなってしまったが、最後のデザートをカメラに収めた。翌日の朝食の場でボーイさんに大丈夫ですか、と声を掛けられた。大事にならないでよかった。

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