豊田都峰第九句集『水の唄』 2011年  文学の森

  ひとすぢの窯変青葉闇の奥
  島よりも大きな月が出て祭り
  また日の斑遊びに来てゐる豆の花
  山越ゆる雲へ手を挙ぐ桐の花
  青き踏むいつしか丘を占めにけり

「京鹿子」主宰。平成21年以降の句を収集してありのままを発表としていると後書きにある。

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