エコパックの底についてきたもの。草蝨(くさじらみ)とはよくぞ名付けたものである。ほんとうに虫のようにも見える。要するに草の種なのである。
こうして遠くに運ばれて繁殖する。この草蝨は自ら飛べないが蒲公英の絮毛は自ら風に吹かれて遠くへ飛んで行く。私が運んできた草蝨はなんの草だったのか分からない。
脚のように見える二本の突起がセーターの網目にもしっかり食い込んでいて、外すときにはかなりな抵抗感が伝わる。生き物の意思みたいなものだ。なんか、健気に思える。
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