「未来図」の編集長の著者第三句集。
雑炊や酔へば故郷のあるごとく
鯉濃の骨が難儀や春の婚
コロンブスの卵も竹の子も茹でる
一句目のロマン、二句目の軽み、三句目の機知,多彩な側面を見せる作家である。
雀には馬鹿にされるし葱坊主
案山子から見る一軒の夕餉の灯
もうひとつの特徴はことばの自在さ、視点の自在があることだ。
「未来図」の編集長の著者第三句集。
雑炊や酔へば故郷のあるごとく
鯉濃の骨が難儀や春の婚
コロンブスの卵も竹の子も茹でる
一句目のロマン、二句目の軽み、三句目の機知,多彩な側面を見せる作家である。
雀には馬鹿にされるし葱坊主
案山子から見る一軒の夕餉の灯
もうひとつの特徴はことばの自在さ、視点の自在があることだ。
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